イタリアのバリアフリー 「移動・施設編」


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イタリアのバリアフリー 「移動・施設編」

イタリア バリアフリー しゃらく旅倶楽部 撮影 小倉譲

イタリアでの車いすでの移動は、非常に注意が必要。
今回、お客様といったローマとフィレンツェは特に、
私も神経を使いました。


イタリア 車 バリアフリー旅行 しゃらく旅倶楽部  小倉譲

基本的に移動は、ローマもフィレンツェもベンツワゴン。
ただ、
車いす専用の車ではないこと。
社内に手すりがあるわけではないこと。
よって、乗車下車するさい、つかむ所がない…。

今回のお客様は、立位がとれある程度の歩行は可能でしたので、
大きな問題はありませんでしたが、
やはり乗車・下車では、車高が高いだけに気を使いました。

逆に、立位が取れない方は、イタリアには車いす専用の車は
「ない」っと聞いておりましたので、
難しいかと思います。

でも、フィレンツェには車いす専用の駐車場はありました(笑)
また、車を止める場所が少ないのに、どの場所も誰も止めていない。
その辺り、日本とは違うな〜。

イタリア 道 バリアフリー旅行 しゃらく旅倶楽部  小倉譲

一番気を使ったのは、「道」です。
先ず古い街であるために、歩道が非常に狭い。


イタリア 道 バリアフリー旅行 しゃらく旅倶楽部  小倉譲

上記写真は、まだましですが、
ところどころ、歩道がどんどん狭くなり、
車輪が車道に落ちないように歩道を歩くと、
お客様の腕が壁にぶつかるというハプニングにもつながります。

また、路駐が非常に多い。
道と道をまたぐ場合は、車と車の間を通らないといけない。
でも、車いすが通れるだけのスペースがない…。
1回、縦列駐車している車が、
前後の車に敢えてぶつけながら脱出していました。

何より、日本の道路のようにアスファルトでできているわけではない…。


イタリア 道 バリアフリー旅行 しゃらく旅倶楽部  小倉譲

上記写真はまだましですが、
1cmから2cmの段差がいたるところにあり、
前輪がその段差にぶつかり、後輪が浮く。
そしてお客様の体が前に飛ばされそうになる…。

そんな可能性が往々にしてあります。
外出用のもっと前輪が大きな車いすがあればいいのですが。
今回は、街中を歩くときの殆どを前輪を浮かせた状態で、
車いすを押していました。
※おかげでしばらく筋肉中でした。

古い町だから、
その雰囲気を守るためにも、アスファルトにはしない。
その選択は大事だと思いますが、
車いすの場合は注意が必要です。

また嬉しい配慮がありました。

イタリア 店舗 バリアフリー旅行 しゃらく旅倶楽部  小倉譲

店の目の前がいきなり段差の
バリアフリーでもなんでもないお店。
赤→の所です。
ここには、


イタリア 店舗 バリアフリー旅行 しゃらく旅倶楽部  小倉譲

車いすマークが。
押すと中からスタッフが出てきて対応して頂けます。

民間のパン屋さんのこんな配慮は本当に嬉しいです。

美術館にもビックリする設備がありました。

イタリア 美術館 バリアフリー旅行 しゃらく旅倶楽部  小倉譲

まぁ、普通の階段に見えます。
この段差は、介助者1人で降りることはできますが、
登ることは難しい。

そこで、この施設では、

イタリア 美術館 バリアフリー旅行 しゃらく旅倶楽部  小倉譲

こんな感じで移動します。
逆側から撮影しているので、分かりにくいかも知れませんが。

その他美術館などの観光施設、
一部、車いすでは行けない所もありましたが、
9割以上は大丈夫かと思います。


フィレンツェのペレトラ空港。
非常に小さい空港で、神戸空港みたいな感じ。
ここでは、車いすの方は、飛行機に搭乗する際は、
下記乗り物に乗ります。


イタリア 空港 バリアフリー旅行 しゃらく旅倶楽部  小倉譲

すると、直接飛行機に乗ることが出来ます。

最後に余談です。

フィレンツェの治安ですが、なんとなく危険なにおいがしました。
移民問題なのもあり、色んな方が町の至る所にいる。

イタリア 治安 バリアフリー旅行 しゃらく旅倶楽部  小倉譲

私も、お客様がお休みになっているさい、
ホテルの近くを1人でフラフラ歩いていると、
明らかにヨーロッパ系ではない方が、
私の手に雑貨をいきなり握らせ、

「マネー マネー」っと。
もちろん、
「NO,THANK YOU」
っと何度も何度も御断りし、
頂いた雑貨を返そうとしても、受け取らない。

気が付くと、3人の大男に囲まれ、
「マネー オ!! マネー オ!!」
と、威嚇してきました。

身の危険を感じたので、
チップ用にポケットに入れていたお金を
投げ捨てて逃げました(笑)

※実際に財布をホテルにおいていたので、
 現金はポケットに入れたままの1ユーロだけでした。

話しを戻します。

イタリア、ローマ・フィレンツェ。
車イスの方でも観光は可能であると思います。

しかし、それには、立位がある程度取れるかた。
立位が取れ、何歩か歩行器や杖歩行が出来る方であれば
問題なく観光を楽しんでいただけるかと思います。

しかし、寝たきりの方、座位を保てるが立てない方、
少し難しいかも知れません。
一番ネックになるのは、現地での車移動でしょう。

それでも行きたい!って方がおられましたら、
しゃらく旅倶楽部までお問合せください。

何とかしてみせます。

ではでは。

小倉譲(おぐら ゆずる)

NPO法人しゃらくのホームページはこちらへ!

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